書類選考の判断材料となる履歴書や職務経歴書だけでは、なかなか自分の良さや特性を伝えきれないもどかしさ。面接では緊張してしまい、本来の力を発揮できない不安。
そんな悩みを抱えるあなたに、今回はマイナーリーグが提供する、他にはない機能「支援者からの推薦文」についてご紹介したいと思います。
あなたのことをよく理解してくれている第三者からの客観的な言葉を通じて、あなたの魅力を企業に伝えることができる、心強い味方となる可能性を秘めた機能です。
目次
なぜ「支援者からの推薦文」があなたの味方になるのか
皆さんの個性や強みは、働く上でそれぞれ企業にとって魅力的な力になると思っています。しかし、特に障害者雇用においてはそれを企業に理解してもらうために、効果的な伝え方をすることが重要です。
自己PRは、自分の言葉で自分の強みや経験を語る大切な機会です。しかし、どうしても主観的になってしまいがちだったり、採用担当者から「本当にそうなのかな?」と思われてしまうこともあります。
そこで登場するのが「支援者からの推薦文」です。あなたのことを日頃から支援してくれている第三者からの客観的なコメントは、あなたの自己PRに信頼性と深みを与えてくれます。
まるで、信頼できる友人や家族が
「彼は本当に真面目で、責任感があるんです」
「彼女はPCスキルがとても高くて、いつも周りを助けてくれるんです」
と、あなたの魅力を代わりに伝えてくれるようなイメージです。
第三者の言葉だからこそ、採用担当者も「なるほど、そういう一面もあるんだな」と、より納得感を持ってあなたのことを理解してくれる可能性が高まります。
また、精神・発達障害に関する特性や、仕事をする上での配慮事項についても、支援者の方から具体的に伝えてもらうことで、障害者雇用の採用担当者も「この方はこういうサポートがあれば、力を発揮できるんだな」と、雇用後のイメージをしやすくなるでしょう。
推薦文で記載してあるとよい3つの項目
では、実際に支援者の方に推薦文を書いてもらう際、どのような項目を盛り込んでもらうと、より効果的にあなたの魅力を伝えられるのでしょうか。ここでは、特に重要な3つの項目とその理由についてご説明します。
勤怠(出席率)
働く上で、安定した勤怠は非常に重要な要素です。特に、精神・発達障害のある方の中には、体調管理や生活リズムの維持に苦労する方もいらっしゃいます。だからこそ、支援機関への通所状況や、これまでのアルバイト経験などにおける安定した出席状況を具体的に示してもらうことは、あなたが仕事に対する責任感があり、継続して働く意欲があることの証明になります。
例えば、「〇〇様は、就労移行支援において、過去〇ヶ月間、〇〇%以上の出席率を維持されており、遅刻や欠席もほとんどありません。体調管理にも注意して取り組まれ、安定した通所を通して働くための基盤をしっかりと築かれています。」といった具体的な記述は、採用担当者に安心感を与えるでしょう。
PCスキルや取得資格などハード面についての記載
PCスキルは多くの職種で必要とされる基本的な能力です。また、MOSや簿記、プログラミング関連の資格などは、あなたの具体的なスキルを客観的に示す強力な武器となります。
支援者の方に、あなたが支援機関でどのようなPC訓練を受けてきたか、どの程度のスキルを持っているか、あるいはどのような資格を取得しているかを具体的に記載してもらうことで、採用担当者はあなたの即戦力としての可能性を判断しやすくなります。
例えば、「〇〇様は、就労移行支援のPC訓練において、Word、Excel、PowerPointの基本操作を習得されています。タイピング速度は〇〇字/分であり、資料作成やデータ入力などの業務にもスムーズに対応できるレベルです。また、〇〇の資格も取得されており、知識と実践的なスキルを兼ね備えていらっしゃいます。」といった記述は、あなたの具体的な能力を効果的に伝えます。
客観的な観点からの人柄や配慮事項・強みについての記載
一緒に働く仲間として、人柄やコミュニケーション能力は非常に重要な要素です。また、精神・発達障害の特性を踏まえた配慮事項を事前に伝えることは、入社後の誤解を防ぎ、あなたが安心して長く働くための土台となります。
支援者の方に、あなたの個性(例えば、真面目さ、丁寧さ、コミュニケーション能力など)、他者との協力性、ストレスへの強さ、そして障害の特性からくる配慮事項や、それを補償するための工夫、さらにはあなたの隠れた強みなどを客観的に記述してもらうことで、採用担当者はあなたの特性や配慮事項についてより深く理解することができます。
例えば、「〇〇様は、真面目で他者に対して常に丁寧な対応を心がけていらっしゃいます。課題に対して粘り強く取り組み、困難に直面しても諦めずに解決しようと努力されます。コミュニケーションにおいては、最初は少し緊張されることもありますが、慣れてくると積極的に他者と意見交換をされます。特性として、複数の作業を同時進行することが苦手な一面がありますが、タスクの優先順位を明確にすることで、一つずつ丁寧に取り組むことができます」といった具体的な記述は、あなたの現実的な姿を伝え、入社後のスムーズな連携に繋がる可能性があります。
就労移行支援に通所していないと推薦文は依頼できない?
いいえ、そんなことはありません。マイナーリーグの「支援者からの推薦文」は、就労移行支援事業所のスタッフだけでなく、あなたのことをよく理解し、客観的な意見を述べることができる第三者であれば、どなたに依頼しても大丈夫です。
例えば、現在大学に在学中の方であれば、大学の学生支援室の教員の方に、あなたの学習への取り組み方や人柄について書いてもらうことができるでしょう。また、地域の障害者就業・生活支援センターや、その他の公的な支援機関の担当者の方からの推薦文も有効です。
※マイナーリーグにご登録いただくと、推薦文テンプレートをみていただくことが可能です。
推薦文の記載がないと不利になるのか?
推薦文がないからといって、書類選考に「絶対に」通らないということはありません。
もちろん、これまでご説明してきたように、推薦文があることによって、あなたの強みや スキルを企業に効果的に伝えることができるという大きなメリットがあります。
障害者雇用の採用担当者にとっても、第三者の客観的な意見は、あなたの理解を深める上で貴重な情報源となります。
しかし、様々な事情から、推薦文を依頼できる支援機関に 現在繋がっていないという方もいらっしゃるでしょう。そのような場合でも、諦める必要はありません。
マイナーリーグでは、推薦文がない方でも、ご自身の強みや経験、スキルを十分にアピールできる「自己PR」の記入欄を設けています。
これまでのアルバイト経験やインターンシップ、あるいは 日常生活 の中で 他の人と協力して何かを成し遂げた経験など、具体的なエピソードを交えながら、あなたの 潜在能力 や仕事への意欲を 採用担当者 に伝えてください。
今回は、マイナーリーグの「支援者からの推薦文」機能について詳しく解説しました。この機能が、あなたの強みや魅力と採用担当者を結びつける、新たな架け橋となることを願っています。
もし、今あなたが仕事探しに 困難 を感じているなら、まずはマイナーリーグに登録してみませんか? あなたの強みを引き出す ための様々な機能がマイナーリーグにはあり、 様々な方にマッチングしやすい多くの求人の掲載がしてあります。
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